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前期旧石器時代の石器技術伝統の解明一袖原3遺跡と上高森遺跡の比較研究を通して

研究課題

研究課題/領域番号 07610406
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学(含先史学)
研究機関東北福祉大学

研究代表者

梶原 洋  東北福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (80161040)

研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1997年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード上高森遺跡 / 袖原3遺跡 / アシューリアン / 原人 / 補給 / 埋納 / 高い知力 / 袖原第1軽石 / 第4文化層 / 第7文化層 / 201点の出土石器 / ハンドアックスとクリーバー / 補給の場としての遺跡 / 前期旧石器 / 両面加工石器 / 原人の行動様式 / 移動 / 埋納遺構 / 箆状の両面加工石器 / チョパ-・チョピングトラール / 石材
研究概要

今回の研究では、上高森遺跡,袖原3遺跡の発掘調査を通じて、次のことを明らかにした。(1)日本列島の前期旧石器の系統に関して、これまで定説として唱えられてきた,東アジアの「礫器文化」に属するのではなく、アフリカ・中近東と共通する「アシューリアン」石器群と関連する可能性を明確にした。(2)また、遺跡の石器は、単にごみとして捨てられたのではなく、原人の移動の過程で極めて計画的に残された補給のための備品であることをモデルを使用して明らかにした。(3)上高森遺跡で3カ所見つかっている「埋納」遺構の発見により、原人が将来に備えた貯蔵という行為ばかりでなく、何らかの儀礼を行っていたことが明らかになり、補給のシステムも考え合わせると原人がこれまで考えられてきたような原始的な知能の段階ではなく、高い知力と応用力を持った人類であることを証明した。この問題については、現在、米国の『人類進化誌』に英文で投稿中である。(4)今〓の前期・中期旧石器研究の今後の展望については、特に、石器群形成に関連する諸問題について単なる石器の形態や組成比だけから「文化」や「時期」を設定することの不十分さを力説した。遺物として残された石器群がどのような過程を経て今ある姿になったのかに関する背景について、新しい分析の視点と方法を作る必要があり、そのために、石器群分類の新しい方法の創出を目指す。これに関しては、考古学協会の発表、国際第四紀学会の発表などがあり、現在袖原3遺跡、上高森遺跡の報告書を準備中である。今回の研究がこの分野の最先端のものであると自負している。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (18件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (18件)

  • [文献書誌] 梶原 洋: "考古学から見た日本列島最古の人類と文化" 岩波書店 科学. 67. 358-369 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶原 洋・他: "山形県尾花沢市袖原3遺跡の第三次調査" 日本考古学協会・第63回総会・研究発表要旨. 43-47 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶原 洋: "山形県 尾花沢市 袖原3遺跡" 第11回東北日本の旧石器文化を語る会・研究発表要旨. 75-80 (1997)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶原 洋・他: "山形県尾花沢市袖原3遺跡の第2次調査" 日本考古学協会・第61回総会・研究発表要旨. 17-20 (1995)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶原 洋: "上高森遺跡第3次調査について" 第9回東北日本の旧石器文化を語る会・予稿集. 2-8 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶原 洋・他: "上高森遺跡第3次調査-石器群形成にかかわる石材供給と移動・補給システム" 日本考古学協会・第62回総会・研究発表要旨. 13-17 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶原 洋・他: "東北日本の前・中期旧石器研究の現状;山形県" 第10回東北日本の旧石器文化を語る会・予稿集. 43-53 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Kajiwara.H, et.al: "The oldest lithic artifacts in Japan -TheKami takamorisite." The journal of Human Evolution,. (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶原洋: "考古学からみた日本列島最古の人類と文化" 岩波書店・科学. 67. 358-369 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋・他: "山形県尾花沢市袖原3遺跡の第3次調査" 日本考古学協会第63回総会・研究発表要旨. 43-47 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋・他: "1996年度ロシア共和国ウスチ-ノフカ遺跡における第5次日ロ共同調査の成果について" 日本考古学協会・第63回総会・研究発表要旨. 121-124 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋・イ-ゴリ=シェフカム-ト: "極東・沿海州の出現期の土器・ゴンチャールカ1遺跡の発掘調査" 考古学研究. 第49巻・第3号. 102-117 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋・他: "山形県・袖原3遺跡" 第11回東北日本の旧石器文化を語る会. (研究発表要旨). 75-80 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋・他: "1997年度ロシア共和国ウスチノフカ遺跡における東北福祉大学とロシア科学アカデミーによる共同調査の成果について" 第11回東北日本の旧石器文化を語る会. (研究発表要旨). 105-108 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋他: "上高森遺跡第三次調査-石器群形成にかかわる石材供給と移動補給シス" 日本考古学協会第62回総会研究発表要旨. 13-17 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋: "山形県における前期・中期旧石器研究の現状" 第10回東北日本の旧石器文化を語る会. 43-53 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋 他: "上高森遺跡第3次調査について" 第9回東北日本の旧石器文化を認る会. 2-8 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 梶原洋: "東北日本最古の人類の探究-尾花沢袖原遺跡を中心にして" 山形県地域市研究. 21. 1-24 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2025-11-19  

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