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奈良県古墳出土鏡の再検討

研究課題

研究課題/領域番号 07610416
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学(含先史学)
研究機関奈良県立橿原考古学研究所

研究代表者

清水 康二  奈良県立橿原考古学研究所, 調査第2課, 主任研究員 (90250381)

研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードカラーポジフィルム / 画像資料 / 地名表 / 銅鏡
研究概要

東京国立博物館、宮内庁書陵部を中心に調査を行った。東京国立博物館では約50面、宮内庁書陵部では約40面の古鏡に関して調査と写真撮影を行った。写真撮影はカラーポジフィルム、モノクロネガフィルムの中判、大判フィルムを用いた。そのほか従来、あまり撮影されることの無かった鈕孔の写真などもモノクロフィルムによって撮影を行った。加えて桜井市教育委員会、大宇陀町教育委員会、久保惣記念美術館、京都国立博物館に収蔵されているおよそ10面の古鏡の資料調査、写真撮影を断続的に同様の方法で行った。
撮影に関してはプロの写真家に依頼して行ったために、カラーポジフィルムにおいても自然な発色が得られ、古鏡の面径、重要性に応じて中判フィルム、大判フィルムを使い分けて鮮明な画像資料を作成した。この点は従来の写真資料に比べて格段の資料価値を持つ所以である。
そのほか、地名表の完成を目的に2例ほどの遺失資料を検索して、資料の充実をはかるとともに奈良県の古鏡関連文献の収集につとめた。その他にはここ1〜2年の間に出土した奈良県の出土古鏡資料の集成と研究を行った。
研究成果の一部としては2本の論文を執筆し、発表している。一つは前期古墳から出土した銅鏡の歴史的意義を論じたものと、もう一つは銅鏡の鋳造技法を考察する上で見過ごされてきた鋳型の問題を論じたものである。

報告書

(3件)
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 清水康二: "古墳時代前期における副葬鏡の意義" 考古学ジャーナル. 421. 2-7 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 清水康二・三船温尚・清水克朗: "鏡と范から探る山字文鏡の鋳造方法" 泉屋博古館紀要. 14. 20-32 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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