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明清戯曲小説図像資料の整理研究

研究課題

研究課題/領域番号 07610445
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 中国語・中国文学
研究機関東京大学

研究代表者

大木 康  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (70185213)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード中国明清時代 / 中国戯曲 / 中国小説 / 図像資料
研究概要

中国明清時代の戯曲、小説に付された図像資料(挿し絵など)について、そこに現れた事物を、その名前から引くことができる「絵引」を作成したいというのが、本研究の目的であった。
1 資料の収集
「絵引」の作成にあたっては関連資料の収集が不可欠であるが、これについては、中国で刊行された『馮夢龍全集』『宝巻叢刊』などの図書を購入し、また九州大学、広島市立図書館、名古屋蓬左文庫等に所蔵される資料を写真撮影などによって入手した。これによって、公刊された関連の書物、および日本国内の図書館に所蔵される資料の多くを集めることができた。
2 資料の解析整理
上記の方法によって集められた図像資料について、その挿し絵をコピーし、台紙に張り付けた。そして、まずは馮夢龍の「三言」および凌濛初の「二拍」の二百篇、四百葉に及ぶ挿し絵について、台紙に貼った絵の上に、事物の名称を書き込んで行く作業を開始し、一方で名称と絵の番号をパソコンに入力する作業を行った。一つ一つの作品を読みながら、物の名前を書き込んで行く作業は予想以上に時間を要し、2月はじめの現在、ほぼその3分の2を終えたところである。しかも、現時点ではまだ事物の名前を書き込む密度が小さく、さらに同じ図について二度三度と作業を行う必要があろう。
本年の基礎的作業によって、明清戯曲小説図像資料の「絵引」の作成が緒につくとともに、なお一層その価値と必要性とを認識した次第であり、今後も継続して作業を行ってゆきたいと思う。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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