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国際化時代に対応する発信型英語教育の観点から試みた英語スピーキングテストの開

研究課題

研究課題/領域番号 07610487
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 英語・英米文学
研究機関東京経済大学

研究代表者

中村 優治  東京経済大学, 経営学部, 教授 (40249074)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードスピーキングテスト / コミュニケーション能力 / 多特性多方法(MTMM) / 妥当性 / 信頼性 / 評価基準 / 因子分析 / クラスター分析 / スピーキング能力 / 構成概念 / MTMM / インタヴューテスト / ライティングテスト / コミュニケーション
研究概要

本研究はスピーキングテスト開発に取り組んだものであり,9つの特性(語り,文法,発音など)がスピーキング能力を構成する妥当かつ弁別的要素であるかどうかを多特性・多方法(MTMM)法により明らかにすることを目的とした。
研究結果は次の3点に集約できる。1.スピーキング能力においては直接コミュニケーション能力と半直接コミュニケーション能力は異なる能力であることがわかった。2.9つの特性は直接コミュニケーション能力と半直接コミュニケーション能力においてそれぞれ異なった働きをもつと考えられる。本質的には直接コミュニケーション能力の文法力と、半直接コミュニケーション能力の文法力とでは異なった特性をもっており、このことは9つの特性すべてにわたって同様のことがいえる。3.直接コミュニケーション能力と半直接コミュニケーション能力はいずれも他のものの代用によって測定されることのできないコミュニケーション能力全体の重要な部分を構成していることが明らかになった。従って,多肢選択テストや筆記テストのみならず,スピーキングテストにおいても直接テスト・半直接テストなど,できる限り多方面からの測定を行い,学生の能力の公平かつ正確な評価をすることが望まれる。
今後の課題としてコンピュータを利用したComputeri2ed Adaptire Speaking Testのような簡易で正確なテストの開発も時代の要求となろう。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 中村 優治: "Dovelopment of an English Speaking Test-Establishing Validity through Multitrait-Multimcthod (MTMM) Analysis" Educational Studies (Ilu). 39. 141-167 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yuji Nakamura: "Development of an English Speaking Test--Establishing Validity through Multitrait-Multimethod (MTMM) Analysis" Educational Studies (ICU). Vo.39. 141-167 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 中村優治: "Development of an English Speaking Test-Establishing Validity through Multitrait-Multimethad(MTMM)Analysis" Educational Studies (ICU). 39. 141-167 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 中村優治: "Establishing the Construd Validity of an English Speaking Test" TESOL(国際英語教育者)世界大会 (於シカゴ). 3月28日. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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