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徳之島・喜界島諸方言アクセント体系の記述調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 07610513
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関東京大学

研究代表者

上野 善道  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50011375)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード徳之島方言 / 喜界島方言 / 佐仁方言 / 3型アクセント / 多型アクセント / 芦花部方言
研究概要

1.奄美大島佐仁方言のアクセント体系を調査し,これが「3型アクセント」と見られることを明らかにした。従来は「一型寸前のアクセント」とされていたものである。この分析と資料は論文にした(再校済み)。
2.佐仁方言の分析から,かつて調査した笠利町諸方言のデータにも確信がもてたので,その26地点×300余語の資料集も公にした(印刷中)。従来「一型アクセント」とされていた報告を大幅に修正する結果になった。
3.奄美大島芦花部方言のアクセント体系も調査し,「多型アクセント」であることを明らかにした。ほとんどがN型アクセントをもつ琉球諸方言の中で,明瞭な多型アクセントを確認した意味は大きい。現在論文を執筆中。
4.喜界島方言は予定の地点で用言を中心に前年度の補充調査をし,その結果の入力も済ませた。この結果も公表の予定。
5.徳之島方言は北西部を重点に20地点近くを調査し,以前行なった調査の確認・補訂・補充を行なった。これでかなり確実な資料が得られた。結果の入力も完了した。来年度,研究費が得られれば,残りの地点の調査を行ない,今年度分と合わせて論文にまとめる予定。
6.徳之島浅間方言の記述調査も継続し,新たに8拍までの語彙を補充した。現在,入力と分析を進めている。
7.加計呂麻島芝方言でも継続調査を行なった。これは一部入力を済ませた。
8.全体に予定通りの調査ができ,十分の成果を上げることができた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 上野,善道: "奄美大島佐仁方言のアクセント調査報告-名詞の部-" 琉球の方言. 20(再校中). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 上野,善道: "奄美大島笠利町諸方言の名詞のアクセント資料" アジアアフリカ文法研究. 24(印刷中). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2019-02-28  

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