研究課題/領域番号 |
07620069
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
高畠 通敏 立教大学, 法学部, 教授 (70062586)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 小選挙区制 / 参議院選挙比例区 / 地方選挙 / 「無党派層」の反乱 / 戦後最低の投票率 / 得票移動の分析 / 95年の参議院選挙 / 選挙組織の再編成 |
研究概要 |
本年度は、新しい小選挙区での総選挙結果の分析に備えてのデータの作成に集中した。まず、95年7月に行われた参議院選挙比例区の選挙結果を入力し、それを新たな衆議院選挙区別に集計し直す作業を日本全国についておこない、それは、現在、ほぼ完成したが、総選挙が結局行われなかったために、両者の選挙結果を比較分析する作業は、行われていない。 しかし、これらのデータを使い、また、これまでに入力されているデータを用いて、95年4月に行われた地方選挙、また7月の参議院選挙の結果を分析する作業が行われた。地方選挙では、とりわけ東京、大阪で激増した「無党派層」の"反乱"についての分析がおこなわれ、その結果は雑誌「世界」に報告されている。参議院選挙については、最後最低に終わった投票率とその下での新進党の進出についての分析がおこなわれ、その結果は、雑誌「エコノミスト」に掲載された。また、新潟県については、得票移動の分析が おこなわれ、その結果は地元の新聞「新潟日報」に掲載された。 これらの選挙結果の分析は、地元での選挙調査と平行しておこなわれた。現在、全国の選挙区においては、小選挙区の導入にともない、選挙組織の再編成、また、それに応じる政党所属や支持関係の再編成が進行中だが、その全体像については、小選挙区選挙が実際におこなわれるときまで、明らかにすることはむずかしい。
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