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非定常経済時系列における因果性構造の統計的解析

研究課題

研究課題/領域番号 07630019
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 経済統計学
研究機関東北大学

研究代表者

細谷 雄三  東北大学, 経済学部, 教授 (40004197)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード非定常時系列 / 因果性 / グレンジャー検定 / 最犬法 / マクロ経済 / 経済時系列解析
研究概要

本研究は、非定常経済時系列データ間の相互依存関係の理論・実証分析からなる。すでに本研究者は、定常時系列の因果測度を導入し、時系列間の因果関係を周波数領域で表現する方法を考案しているが、今回の研究では、それを非定常時系列に拡張したことが特長である。因果測度は、予測精度の観点から因果性の強さを測定するものであり一方向測度、相互測度からなる。本研究では、再生可能過程という確率過程の概念を導入することにより、定常過程の予測理論を非定常過程に拡張し、この拡張された予測理論にもとづいて因果性測定を導入した。実証研究の面では、主要な日本のマクロ経済時系列に対して、共和分関係を検定した上で、非定常ARモデルにもとづいて因果測度の統計的推定を行い、従来の分析を越える成果を得た。さらに本研究では、非定常時系列では、最犬推定量が次の情報損失を伴うことを示し、この情報損失を回復するため、補助統計量条件付きの統計的推測が有効であることを示し、最犬推定量の条件付き漸近分布を得ることが出来た。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Yuzo Hosoya: "The quari-likelihood approach to statistical inference on long-range dependence" Journal of Ecoronetics. (予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Yuzo Hosoya: "A linist theory on long-renge depesderce and statistical inference" Arnols of Statistics. (予定). (1997)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] D. Kreps and K. F. Wallis編: "Advances in Ecoronics and Econometucs" Comlridge Uniuersity Press (所収)(予定), (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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