研究課題/領域番号 |
07630114
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 大阪商業大学 |
研究代表者 |
玉城 芳治 大阪商業大学, 商経学部, 教授 (40098059)
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研究分担者 |
閻 和平 大阪商業大学, 商経学部, 講師 (00268286)
大橋 正彦 大阪商業大学, 商経学部, 助教授 (00223925)
前田 啓一 大阪商業大学, 商経学部, 助教授 (10278583)
石田 信博 大阪商業大学, 商経学部, 助教授 (20193328)
数家 鉄治 大阪商業大学, 商経学部, 教授 (20098049)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 新空港 / 国際流通 / 東大阪各製造企業 / 海外戦略 / 新空港開港 |
研究概要 |
東大阪地域並びに大阪市域における製造企業の経営実態はもとより、当該研究の最大の目的であった輸送ないしは物流面との関連も含む新空港の利用実態、その開港による輸出入チャネルである国際流通および各企業の海外戦略の変化・転換について、貴重なデータとともに、いくつかの知見を得た。 新空港開港により、人的交流面はもとより物流面でアジアとの関係が密となり、とくに「大阪市域-東大阪地域」間を比較すると輸入面で前者よりも後者とアジアとの関係がより密接であること、海外戦略については産業財メーカーではアジア向けの輸出に、逆に消費財メーカーではアジアからの輸入に重点を置く方針に転換した企業が相対的に多いこと、さらに輸出入並びに空輸の利用など同チャネルは企業規模とともに業種、すなわち製品の付加価値等に依存することなどが検証された。 上記はその知見の一例であるが、今回は各種・統計データ(第一次資料)のみに依存した時系列分析の部分を除き、それぞれ企業規模別・業種別・海外への工場進出有無別などの比較分析はもとより、調査項目によっては上記二地(市)域による地域間比較をも行い、概ね上記目的ないしは課題に対するその構造の分析・把握に接近できたと考える。 ちなみに、今回は困難であった時系列分析(動態把握)の部分やより広範囲に亘る都市間比較などは今後の課題といえ、機会をみて研究活動を継続できればと考える。
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