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有限単純群に関連する離散的幾何の研究

研究課題

研究課題/領域番号 07640029
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学
研究機関山梨大学

研究代表者

宮本 泉  山梨大学, 工学部, 助教授 (60126654)

研究分担者 佐藤 真久  山梨大学, 教育学部, 助教授 (30143952)
中井 喜信  山梨大学, 教育学部, 教授 (40022652)
小宮 要  山梨大学, 教育学部, 教授 (60020327)
花木 章秀  山梨大学, 工学部, 助手 (50262647)
栗原 光信  山梨大学, 工学部, 教授 (50027372)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード有限群 / 置換群 / 生成元 / アソシエーションスキーム / isoclinism / QF-3 algebra
研究概要

有限群Gを与えるn元生成自由群Fnの正規部分群全体の集合上にFnに自己同型群Aut(Fn)が作用している。その軌道上Aut(Fn)は対称群または交代群であることが多いと見られている。前年度、小さなdegreeの置換群でAut(F2)のorbitを決定していたが、今年度そのorbit上のAut(F2)の作用を決定した。作用は本質的に対称群または交代群となる場合以外に、3次対称群と対称群または交代群のwreath積の場合が確認された。その理由は検討中である。
アソシエーションスキームの典型的な例はほとんど群と関係して作られているが、逆にアソシエーションスキームの自己同型群を調べることによって、今までの見方とは異なる群に属する幾何をとらえることができる可能性がある。現在小さなアソシエーションスキームは15点まで分類されているが、コンピュータによる計算が可能な範囲と考えられるので、自己同型を計算するプログラムを作成した。このプログラムは同型判定にも応用できるので、分類の再証明にも利用できる。現在10点までの範囲で計算結果が得られている。特別な性質をもつアソシエーションスキームとの関係で、群のcharacterと共役類の間のある新しい関係が注目されている。その関係式を満たす群はnilpotentであることが最近証明されたが、あまり多くの例は知られていなかった。花木研究分担者はisoclinism性との関連や、群のderived seriesがunboundedになる様な例などを求めた。
また、QF-3 algebraに関してDynkin図形がAn(8)、Dn(9)になる場合に関する結果が佐藤研究分担者によって得られた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Akihide Hanaki: "Generelized isoclinism and characters of finite groups" Indagationes Mahematicae. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Akihide Hanaki: "A condition on lengths of conjugacy classes and character degress" Osaka J. Math.(発表予定).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Masahisa Sato: "QF-3 algebras of finite representation type" J. Algebra. 177. 186-198 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Masahisa Sato: "The construction of quivers of endomorphism rings" 山梨大学教育学部研究報告. 46(発表予定). (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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