研究課題/領域番号 |
07640086
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
幾何学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
浦川 肇 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (50022679)
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研究分担者 |
望月 望 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00005761)
鈴木 義也 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30005772)
内山 明人 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (90124552)
岡田 正己 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00152314)
会田 茂樹 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (90222455)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | ヤング・ミルズ接続 / 指数的ヤング・ミルズ接続 / 調和写像 / 4元数ケーラー対称空間 / 双対接続 / 対数的ソボレフ不等式 / スペクトル・ギャップ |
研究概要 |
1.球面上のヤング・ミルズ接続のモ-ス指標を考え、その最良の評価式を得た。すなわちi(▽)≧m+1=dimS^mであり、これがベストである。 2.指数的ヤング・ミルズ接続という新しい概念を着想し、その存在・構成・安定性について調べた。特に、ヘルダー連続となる指数的ヤング・ミルズ接続は常に存在することを示した。 3.任意のリーマン多様体からリー群及び等質空間への調和写像の特徴付けを行い、3次元リー群及び対称空間への調和写像のうち、指数写像の積で得られるものを完全に決定した。この結果は、ロボット運動工学への著しい応用を持っている。 4.4元数ケーラー対称空間上の等質ベクトル束上の双対接続の特徴付けを行い、決定した。すなわち、双対接続となる必要十分条件を対応するホロノミー準同型の言葉で記述した。 5.道の空間上の対数的ソボレフ不等式が成り立つことを示し、その応用を得た。特にオルンシュタイン=ウーレンベック作用素が成り立つことを示した。 6.一般のリーマン多様体上のループ空間について、ポテンシャル付きの対数ソボレフ不等式とスペクトル・ギャップを示した。特に、リーマン多様体Mのリッチ曲率が上・下に負の定数で押さえられているとき、グロス=ソボレフの作用素のスペクトルの評価を示した。
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