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多様体の自己同値写像空間のトポロジー

研究課題

研究課題/領域番号 07640143
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 幾何学
研究機関武蔵工業大学

研究代表者

山ノ下 常与  武蔵工業大学, 工学部, 教授 (90061473)

研究分担者 井上 浩一  武蔵工業大学, 工学部, 講師 (50232533)
佐藤 シヅ子  武蔵工業大学, 工学部, 助教授 (20061567)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードS^1-同変 / 位相写像群 / 3次元球面 / Homeomorphism予想
研究概要

3次元球面S^3の自己同相写像群Top(S^3)に関するHatcherの定理の別証が得られないかを,S^1-同変同相写像群との関係を用いて,研究した。
Homeomorphism予想(連結なコンパクトn次元多様体M^nの自己同相写像群Top(M^n)はヒルベルト多様体か)について.n≦2のときにすでに証明されているが,n≧3のとき未解決である。Top_∂(D^n)(n次元球体D^nの同相写像でその境界∂D^n=S^<n-1>上では恆等写像であるもの全体)がANR(距離空間のクラスで)であることを示せば,予想が正しいことがわかっている。さらに,Top_∂(D^n)をTop∂(D^n)の閉包とすれば,Top_∂(D^n)がANRであることを示せば,Top_∂(D^n)がANRであることがわかる。Top_<∂*>(D^n)をD^nの中心*と∂D^nを固定する同相写像全体からなるTop_∂(D^n)の部分群とし,その閉包をTop_<∂*>(D^n)とする。このとき,次の結果が得られる。
Top_<∂*>(D^n)がANRならば,Homeomorphism予想はn次元の場合正しい。
3次元射影空間P^3の自己ホモトピー同値写像全体の空間をG(P^3),基点を固定する自己ホモトピー同値写像空間をG_o(P^3)とすれば,G(P^3)【similar or equal】G_o(P^3)×P^3となり,G_o(P^3)については,ホモトピー同値G_o(P^3)【similar or equal】Z_2×map_c(P^3,S^3;C)が得られた。map_c(P^3,S^3;C)はP^3からS^3への基点を保つ写像空間のコンスタント写像Cを含む連結成分である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tsuneyo Yamanoshita: "On the Group of S^1-equioariant Homeomorphisms of the 3-Sphere" Publ. R. I. M. S. Kyoto Univ.31. 953-958 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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