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多元環の近似に関する問題

研究課題

研究課題/領域番号 07640211
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解析学
研究機関奈良教育大学

研究代表者

神保 敏弥  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (80015560)

研究分担者 浅井 照明  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (60094497)
菊池 徹平  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (50031589)
河上 哲  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (20161284)
南 春男  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (90047233)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード峯集合 / 擬凸領域 / 指数 / C^*-環 / 因子環 / K-理論
研究概要

C^nのコンパクト部分集合KからC^nへの写像f=(f_1,・・・,f_m)によるグラフG={(z,f(z)):z∈K}の多項式凸性については、n=m=1のときの結果が多く見られるので、これらの拡張として、主にn=m>1のときにKを超球や多重円板の場合に取り、研究計画に従い、いくつかの例を構成することができた。これらを総合し、本質的な部分が解明されつつあるので、定理の形としまとめられるよう、現在鋭意検討中である。また、m=1,n>1,Ref,1mfが多重調和の時は、グラフGが多項式凸集合であるとのAlexanderの結果の関数環的な別証明を得たので、さらにこの拡張も考慮中である。超球Bで正則、Bで連続な関数族A(B)の2つの関数f,gによる零集合がBの境界に含まれるならば、A(B)の峯集合であるとの、Stoutの予想は、fに少し条件を付ければ、正しいことを示せた。以上の経過については、関数環研究集会で話した。
得られた結果は次のとおりである。作用素環分野では、単純C^*-環の最小指数の乗法性の簡易な証明を与えた。これは、フォンノイマン因子環の最小指数の乗法性の証明としても有効である。後者の乗法性は、煩雑な手続きのもとで、その成立は確認されていたが、C^*-環の指数理論を適用することで、それが初等的に証明できることを示した。
K-理論分野では、フレイムド多様体としての射影シムプレクティック群のコボルディズム類の非自明性を調べるため、そのフレイミングを考察する観点からその位相的実K群の環構造を決定した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] T.Jimbo and A.Sakai: "Peak interpolation sets of A^∞ for certain monsmooth domains" Kobe J.Math. 12. 51-59 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] S.Kawakami and Y.Watatani: "The multiplicativity of the minimal index of simple C^*-algehras" Proc.Amer.Math.Soc.123. 2809-2813 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] H.Minami: "On the K-theory of the projective groups" RIMS,Kyoto Univ. 31. (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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