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3状態無限粒子系の相転移現象の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07640274
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 数学一般(含確率論・統計数学)
研究機関横浜国立大学

研究代表者

今野 紀雄  横浜国立大学, 工学部, 助教授 (80205575)

研究分担者 清水 昭信  横浜国立大学, 工学部, 教授 (10015547)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
キーワード無限粒子系 / 相転移現象 / コンタクトプロセス
研究概要

植生遷移モデルは,「0」が空き地,「1」が陽樹,「2」が陰樹をあらわす3状態無限粒子系の典型的なモデルのひとつである。パラメータとして,「0」〓「1」に遷移するものをμ_1,「1」〓「2」を同様にμ_2,「0」〓「2」をαμ_2とおくと,α【greater than or equal】0)を固定したときに,上記モデルは(μ_1,μ_2)の値を変えるごとに様々の挙動を示す.α>0の時,特にα=1では,2次元素のとき1/3のベルヌイ分布から出発すると,(μ_1,μ_2)に関して4つの異なる相状態が出現することが,コンピュータシミュレーション及び平均値近似により示すことが出来た.
また,3状態を解析する為に必要な知見を〓る為に,2状態の無限粒子系のモデル,例えば拡散的コンタクトプロセス,の相転移現象の研究も,ハリスレンマやブロックコンストラクション等を用いて行なった.その結果,今まででは得られなかった興味深い相転移現象の詳しい挙動が明らかにされた.具体的には,拡散係数を大きくしたときの漸近的挙動についていくつかの新しい結果を得ることが出来た.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Norio Konno: "Asymptotic behavior of basic contact process with rapid stirring" Journal of Theorefical Probability. 8. 833-876 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Norio Konno: "Uppen bounds on order parameters of diffusiue contact" Journal of The Physical Society of Japan. 64. 2405-2412 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Alex Y.Tretyakov: "Phase transifion of the centact process on the binary" Journal of The Physical Society of Japan. 64. 4069-4072 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Kozunori Sato: "Successional dynamical wodels on the 2-diwensional" Journal of The Physical Society of Japan. 64. 1866-1869 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Norio Konno: "Harvis lemma for discnete-time growth wodels" Journal of The Physical Society of Japan. 64. 1441-1444 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 今野紀雄: "確率モデルって何だろう" ダイヤモンド社, 200 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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