研究分担者 |
大槻 真 津田塾大学, 学芸学部・数学科, 教授 (20110348)
丹羽 敏雄 津田塾大学, 学芸学部・数学科, 教授 (70025419)
田中 茂 津田塾大学, 学芸学部・数学科, 教授 (70055317)
笠原 乾吉 津田塾大学, 学芸学部・数学科, 教授 (40012330)
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研究概要 |
3状態{1,2,3}からなるsubstitutionσ;W^*{1,2,3}→W^*{1,2,3}のabelianizationをLσとする。σがUnitanyとはdetLσ=1のときをいう。(例えばσ;1→12,2→13,3→1のときLσ=111,100,010でUnitary)さて「Diophantine algorithmとその応用」の研究に関連して下記の3つの結果が与えられたので報告する。 1.任意のUnitary substitutionに対してLσを構造行列にもつマルコフ交換が構成される。又この変換の定義域上に3pieceのDomain exchange変換(Ratationと同型)も定義されそれは自己相似でありinduced変換はσ-structureをもつ。 (Pierre Arnoux氏との共同論文) 2.Unitary substitutionをもちいて,〈1,α,β〉を3次体の基底とするときII^2上の(x,y)【tautomer】(x+α,x+β)(wod1)で与えられるratation a discrepancyの問題に対して,幾何学的証明を与えた。 (鈴鹿工専安富氏との共同論文) 3.M=(mij),mij∈a5,1≦i,j≦3,Mの固有値入>1>l入'l,l入"lの条件のもと1と類似の議論によってMを構造行列とするマルコフ変換を構成した。 (院生古門氏との共同論文)
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