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Upper bound graphとposetの関連について

研究課題

研究課題/領域番号 07640332
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 数学一般(含確率論・統計数学)
研究機関東海大学

研究代表者

土屋 守正  東海大学, 理学部, 助教授 (00188583)

研究分担者 占部 正承  東海大学, 理学部, 講師 (30256177)
原 正雄  東海大学, 理学部, 講師 (10238165)
藤井 信彦  東海大学, 理学部, 教授 (60228955)
渡辺 敬一  東海大学, 理学部, 教授 (10087083)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードグラフ理論 / 組合せ論 / 交グラフ / upper bound graph / lower bound graph / edge clique cover / poset
研究概要

Simplicial vertexの性質に注目することにより,グラフG及びGの補グラフGが共に,upper bound graphである為の特徴付けとしてGが次の(1),(2)の条件のいずれかを満たすsplite graphであることが得られた。ただし,V(G)=Ktsで,Kはcliquo,Sは独立集合である。(1)Kにsimplicial verlexが存在する。(2)Kの任意の辺e={u, v}に対して,u, v両方と隣接しているSの点心が存在し、Sの任意の2点x,yに対して,x, yの両方と隣接していないKの点心が存在する。Double bound graphに関しては,任意のグラフGに対して,Gを誘導部分グラフとして含むDouble bound graphが存在することがわかり,禁止部分グラフの言葉では,Double boand graphが特徴付けれないことがわかった。また連結な2部グラフGに対して,G,Eが共にDouble bound graphであることと,GがKm, nKm,-Ek, l, m, n, Ek, l-Er, sのいずれかであることが同値であることがわかった。ここで,Ek,lはGの辺部分集合で〈Ek,l〉_BがKk, lと同形なもののことであり,Km, nn-Ek, lは辺集合がE(Km, n)-Ek, lなる連結グラフ,Km, n-Ek, l-Er, sは辺集合がE(Km, n)-Ek, l-Er, sで,V(〈Ek, l〉_E)のV(〈Ec,s〉_E)=φなる連結グラフのことである。さらに,splite graph Gに関して,G ,Gが共にDouble bound graphであるための特徴付けや,極大元や極小元の集合のantichain性に注目することにより,strict Double bound graphの特徴付けを得た。
posetからのアプローチにおいて,upper bound graphを特徴付けるclique coverがposetのcrder indealによるcoverに対応していることに注目し,upper bound graphが同形であるposet間の変換の特徴付けが得られた。またDouble bound graphについても同様の結果が得られた。
simplicial vertex等のグラフ上の幾何学的性質を検討することにより,曲面上のLinear Arboricity to convex polygonへの分割に関する結果も得られている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 土屋守正: "On double bound graphs whose complements are also double bound graphs" Proc. Schi. Sci. Tokai Univ.31. 25-29 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 原正雄: "On the Linear Vertex-Arboricity of a Surface" The Journal of Combinatorial Mathematics and combanatorial Computing. 18. 3-10 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 占部正承: "On a partition into convex polygons" Discrete Applied Mathematics. 64. 179-191 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 土屋守正: "On unifor intersection numbers" ARS Combination.

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 土屋守正: "グラフ理論" 産業図書株式会社, 188 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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