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広視野CCDカメラを用いた大規模星生成領域における前主系列星のディプサーベイ

研究課題

研究課題/領域番号 07640349
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 天文学
研究機関東京大学

研究代表者

吉田 重臣  東京大学, 理学部, 助手 (30251416)

研究分担者 征矢野 隆夫  東京大学, 理学部, 助手 (20251415)
青木 勉  東京大学, 理学部, 助手 (10251414)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
キーワードHα輝線星 / オリオン領域 / T Tau型星 / 星形成 / CCDカメラ
研究概要

本研究は、大規模星生成領域であるオリオン領域における前主系列星の完全なディープサーベイを目的とする。この目的を達成するために、木曽観測所105cmシュミット望遠鏡に装着するための大型CCD素子を用いた広視野CCD(視野48分角)カメラを製作し、オリオン星生成領域において限界等級18等までの完全なT Tau型星サーベイを行なう。この広視野CCDカメラには受光素子として米国Tektronix社製のTK2048Eを使用する。TK2048Eはピクセル数2048×2048、プクセルサイズ24μm(木曽観測所シュミット望遠鏡焦点面で約1.5秒角に相当)、受光面面積48mm平方(天球上で約48分角平方)を有する。
木曽観測所ではすでに平成6年度にこの受光素子を購入し、装置の製作を進めている。平成7年度は受光素子の熱雑音を抑えて使用するための真空容器とその冷却機構および制御回路の設計・製作が完了した。さらに、今年度交付された本科学研究費補助金により、フィルター類および回路制御用計算機を購入することができた。これにより、当該装置の開発計画が当所予定より大幅に早まり、平成8年度秋頃までには製作・調整を完了し、望遠鏡に装着して科学的データの取得をすることが可能になった。
本研究の目的であるオリオン領域におけるHα輝線星のディープサーベイは、すでに述べたように木曽シュミット望遠鏡に広視野CCDカメラを搭載し、さらに対物プリズムを装着して行なう。同時に、本科学研究費補助金により購入したフィルターを用いて、サーベイにより見出されたHα輝線星の多色側光観測を行う。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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