研究課題/領域番号 |
07640353
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
若松 謙一 岐阜大学, 教養部, 教授 (30021801)
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研究分担者 |
祖父江 義明 岐阜大学, 理学部, 教授 (10022667)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 銀河 / ポーラー・リング / ディスク / 銀河形成 / 銀河衝突 / 円盤銀河 |
研究概要 |
銀河は星星の速度分散で主に支えられている楕円銀河と回転で支えられている円盤状銀河に大別され、後者は中心部の球状のバルジ部と回転する薄い円盤部とからなり、これら二つの成分がどのようなメカニズムでどちらが先に形成されたのか等が未だ解明されていない。ポーラー・リング銀河は銀河衝突の過程で外部から降り注いだガス塊がSO銀河のディスク面に直交して第二のディスクを形成した特異な銀河で、ディスク形成過程の解明に一つのヒントを与える良いターゲットである。岡山観測所での観測を試みたが、天候等に恵まれず、十分なデータが得られなかった。しかし、SAタイプの銀河NGC7742のnuc lear ringの分光・撮像観測が得られ、また、HSTのデータも利用して解析した結果、この銀河円盤の光度は軸対称からわずか数パーセントずれているだけであることがわかり、リングは極めて小さなポテンシャルのゆがみででも生じうることが分かった。
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