研究課題/領域番号 |
07640707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
加部 義夫 筑波大学, 化学系, 講師 (40214506)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ケイ素化合物 / メタテシス / 1、2-ジシラシクロブタン / ジルコニウム錯体 / 1,2-ジシラシクロブタン / 環状ケイ素化合物 / Si-Siメタテシス / トランスメタル化 / 環化付加 |
研究概要 |
環状ジシランの1、2-ジシラシクロブタンがパラジウム触媒でケイ素-ケイ素メタテシス反応により二量化することを見出した(Organometallics,14,2556(1995))。どのような環状ジシランがメタテシス反応を示すのか環状ジシランの新規な効率的合成法も含めて検討した。1、2-ジシラシクロブタンの合成法として1、2-ビスアルキニルジシランのジルコニウム錯体を用いるアルキン・カップリング反応により合成できることを明らかにした。しかしアセチレン末端のアルコキシ置換基の嵩だかさのためにPd(PPh3)4やPd(CNtBu)2によるメタテシス反応は起きずに、ビスシリルパラジウム錯体が各々単離された。ビスシリルパラジウム錯体とアセチレン類との反応ではビスシリル化生成物が、一方CpPdAllylとの反応では分子内シリルHeck反応生成物を与えることが明かとなった。
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