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球面データム創成法による非球面形状の計測・評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07650135
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機械工作・生産工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

高橋 正明  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助手 (00179524)

研究分担者 笹島 和幸  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80170702)
塚田 忠夫  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00016437)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード球面 / 非球面 / 形状 / 測定 / 計測 / 球極座標系 / 精密
研究概要

本研究では,球面を球極座標で測定する手法の確立をその目的としている.測定基準となる球面データムは直交する2つの高精度回転軸(超精密静圧空気軸受)により創成する.このようなデータム創成法により,単純で安価な測定機構を実現できる.開発する測定システムでは,測定機系のデータムに球面・非球面部品のデータム(形状の基準となるもので軸心や球の中心など)を一致させることが必要となるが,そのままでは不可能である.そのため,アルゴリズムによって,両データムを一致させ,測定される球面・非球面の実体を再現することを試みる.そして,再現された形状と設計情報を比較することで,形状誤差等を把握することが可能になる.
現在までに測定システムのハードウェアの基本部分をほぼ完成させた.今年度購入のレーザ式変位センサは,それを取り付け,データを収集可能な状態とした.
本年度の実績としては,測定機系のデータムと球面試料のデータムを一致させる,ハード的な手法について検討,報告を行った.また,ハードでは,一致しきれない設定誤差による影響(特に極近傍であらわれる不連続な段差)について検討を行い,その現象の原因をあきらかにし,さらにそれを補正する方法を確立した.さらに,赤道近傍のデータ処理を中心に球面・非球面の試料についての評価法を確立し,球面,トーラス面などの試料の評価を行った.図形表示としては,等高線表示のプログラムなどを作成し,有効なプレゼンテーションを可能とした.今後は,極近傍でのデータ処理,非接触センサおよび接触式センサを用いた場合の違いの比較・検討などについて研究を進める予定である.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 高橋 正明: "球極座標における球面形状計測誤差の逆解析" 精密工学会秋季大会講演論文集. 134. 565-566 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋 正明: "球極座標方式による部分球面形状計測システムの開発(第1報)" 日本設計工学会誌. 31. 33-38 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋 正明: "球極座標方式による部分球面形状計測システムの開発(第2報)" 日本設計工学会誌. (掲載待). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋 正明: "球面データム創成法による非球面形状の計測・評価システムの開発" 精密工学会春季大会講演論文集. (発表予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 高橋 正明: "球極座標方式による部分球面形状測定に関する研究" 設計工学会春季研究発表会講演論文集. (発表予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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