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光造形法による積層模型表面の二次硬化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07650153
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 機械工作・生産工学
研究機関日本大学

研究代表者

大谷 利勝  日本大学, 生産工学部, 教授 (00059263)

研究分担者 星野 和義  日本大学, 生産工学部, 助教授 (10060104)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード光造形法 / 感光性樹脂 / 積層模型 / 光ファイバ / 二次硬化 / 紫外線 / 硬化 / 二次露光
研究概要

光造形法は迅速な模型製作法の1つとして注目されており、機械部品等の試作用モデル、義歯製作用の顎骨模型、宝飾等の分野で一部使用されているが、さらに広く普及するには安価な装置の開発が求められている。市販されている装置が高価な一因としては、光源にレーザ光を使用していることが挙げられる。そこで本研究では、光源に比較的安価な水銀キセノンランプを用い、これに光ファイバを接続して紫外線を導光し、光ファイバの走査速度、距離等をパーソナルコンピュタ-で制御する安価な装置を試作した。また、光造形法は硬化した樹脂を積層して模型を製作するので、1層の厚さを可能な限り薄くしているが、模型の斜面部は微視的には階段状になる。そこで、階段状の斜面部に二次硬化を行い、平滑な斜面部を有する模型の製作を検討した。
紫外線を導光するのに光ファイバを使用したが、樹脂硬化に有効な370nm付近の光は光ファイバを通過しても強度の低下は認められず、使用に際して問題がなかった。平滑な斜面部を有する模型の製作法は、ガラスの上に感光性樹脂を置き、この中に階段状の斜面部をのせてガラスの下部より紫外線を照射して二次硬化させると平滑な斜面部を有する模型が得られ、この面の表面粗さは(Rmax)約10μmであった。斜面部が平面の場合には本法の適用が有効であったが、斜面部が曲面の場合には本法は適用できないので今後の課題としたい。また、光ファイバから出た光を平行光に近づけることおよび直径を変化させた場合についても今後検討したい。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大谷利勝,星野和義,他: "光ファイバで導光した紫外線による光造形法" 日本機械学会論文集C編. 63・608(4月号 未定). (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Toshikatsu OTANI,Kazuyoshi HOSHINO,Mitsuteru NOMOTO and Hayao EGUCHI: "Photofabrication by UV Ray Thought Optical Fiber" TRNSACTIONS OF THE JAPAN SOCIETY OF MECHANICAL ENGINEERS (C). 63 (April) -608. (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 大谷利勝,星野和義,他2名: "光ファイバで導光した紫外線による光造形法" 日本機械学会論文集.

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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