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リデュースト・メカニズムによる噴流拡散火災の乱流混合と火災構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 07650251
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

山下 博史  名古屋大学, 工学部, 助教授 (40111835)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1995年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードリデュースト・メカニズム / 噴流 / 拡散火炎 / 乱流混合 / 火災構造 / 素反応
研究概要

乱流噴流拡散火災の基本的構造を解明するために,数値計算およびレーザ計測実験によってメタンを空気流中に噴射してできる噴流拡散火災の乱流混合と火災構造を解明した.
1.新しいReduced Mechanismを考案する前に,より精密でこのメカニズムの元になっているSkeletal Mechanismを用いて燃料噴流拡散火災の検討を行った.まず,レイノルズ数が比較的小さく,計算領域全体にわたって流れ場と火災が層流である場合で,噴射管直語に火災が浮き上がって保持されるTriple Flameについて計算した.また,Reduced Mechanismと同様,反応速度の効果を評価できる最も簡単な1段の総括不可逆反応を用いて,噴流の下流側で層流から乱流への遷移が現れ,遷移点近傍で消炎が起こる場合について計算を行い,その結果を反応速度無限大の火炎面モデルを用いたときの結果と比較検討した.これらの結果については第33回の燃焼シンポジウムで報告した.さらに,前者のSkeletal Mechanismを用いて,レイノルズ数が大きく火炎下流部が乱流状態になっている場合として,燃料側速度が40m/s,空気側速度が4および2m/sの場合について計算を行い,乱流拡散火災の乱流混合と火炎構造に関して検討を行った。
なお,これらの計算のうち,層流の計算には購入したパーソナルコンピュータを用い,大規模な計算には当研究機関の大型計算機を使用した.
2.こららの計算結果に基づき新しいReduced Mechanismについて検討を行った.
3.数値計算に対応する実験を,現有のパルスレーザ計測システムにより行った.特に,化学活性種のOHレーザ誘起蛍光の高感度測定を行った.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山下博史: "噴流拡散火炎におけるTriple Flameに関する研究" 第33回燃焼シンポジウム講演論文集. 341-343 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 島田雅文: "噴流拡散火災における消炎に関する研究" 第33回燃焼シンポジウム講演論文集. 587-589 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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