研究課題/領域番号 |
07650271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 東京都立工業高等専門学校 |
研究代表者 |
古川 純一 東京都立工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (70173523)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 燃焼 / 予混合火炎 / 火炎構造 / 乱流 / LDV / 静電探針 / 予混合火災 / 火災構造 |
研究概要 |
小さなスケールの強い乱れの場合の乱流予混合火炎では、乱れによる新たな輸送機構が分子輸送機構に加わるために、局所的な反応帯の構造は層流予混合火炎の構造とは異なると考えられてきた。ところが、最近の研究で、小さなスケールの強い乱れの場合でも、局所的な反応帯の構造は層流予混合火炎の構造と同様であるとの、従来の学説を疑問視する報告が行われた。これは、小さなスケールの乱れが局所的な反応帯に存在しないか、あるいは、小さなスケールの乱れが局所的な反応帯の内部構造を乱し得ないかのいずれかであるためと考えられる。 そこで本研究では、レーザ流速計と静電探針を組み合わせて使用する事により、乱流予混合火炎の局所的な反応帯における乱れの諸特性を明らかにすることを目的とした。レーザ流速計と静電探針との同時計測を行うことにより、イオン電流波形から、レーザ流速計の計測点が未燃焼混合気流中あるいは燃焼ガス流中に存在するのかを判別することが出来る。これにより、局所的な反応帯における速度変動を分離して計測することが出来る。 このような手法により、未燃焼混合気流中の乱れのコルモゴロフのスケールが層流予混合火炎の厚さより小さい乱流場に形成される予混合火炎の局所的な反応帯における乱れのコルモゴロフのスケールを計測した。その結果、未燃焼混合気流中に存在した小さなスケールの乱れは局所的な反応帯には存在しないことが明らかになった。
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