研究課題/領域番号 |
07650332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電気機器工学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
星野 勉 佐賀大学, 理工学部, 助教授 (10209231)
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研究分担者 |
鈴木 守夫 佐賀大学, 理工学部, 教授 (70039254)
牟田 一彌 京都大学, 工学研究科, 教授 (70039270)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 超伝導 / 素子 / パワーエレクトロニクス / スイッチ / コンバータ / 同期整流 |
研究概要 |
超電導スイッチの高速動作について、熱制御式で商用周波数の整流回路を構成できることが確認された。(1)熱交換器を持つ超電導スイッチを製作したところ、熱交換器を持たないものに比べ、ヒータ効率冷却効率共に10%向上した。(2)熱制御式超電導スイッチのヒータ入力電圧、パルス幅及び輸送電流に対する抵抗発生スピード、最大発生抵抗値及び復帰時間の関係が明らかになった。(3)超電導チャネルの両端にかかる電圧が小さければ商用周波数整流器の実現が可能である。 以上の成果により、熱制御式超電導スイッチは整流素子として利用することが可能であることが示された。今後、ターンオフゲートエネルギーを減少させるための研究が必要である。本研究補助金により、試作済みのスイッチの特性試験を推進し、ヒーター効率の向上を図るための準備を行い、改良型素子を試作する準備が整った。
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