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吸水性放電極を用いた高性能空調装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07650336
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 電力工学・電気機器工学
研究機関大分大学

研究代表者

足立 宜良  大分大学, 工学部, 教授 (20035041)

研究分担者 金沢 誠司  大分大学, 工学部, 講師 (70224574)
野本 幸治  大分大学, 工学部, 教授 (90037953)
大久保 利一  大分大学, 工学部, 教授 (00094061)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード電気集じん装置 / コロナ放電 / サブミクロン粒子 / 空調 / オゾン
研究概要

吸水性の放電極を用いることにより,(1)サブミクロン粒子に対する高集じん性能,(2)再飛散の防止機能,(3)放電プラズマ化学反応によるNOx除去機能,(3)捕集細菌に対する殺菌機能等の機能または性能を持つ空調用電気集塵装置を提案した。今回行った研究及びその成果を以下にまとめる。
(1)実験装置の設計及び試作 吸水性放電極として,フェルトペンのペン先を加工した吸水性放電極と本研究室で開発したステンレスワイヤーを詰めた放電極を用いた。実験装置は二段式電気集塵装置とし,上記の放電極を用いた。
(2)放電特性の測定 コロナ電流電圧特性を測定し,同時にコロナ放電モードの写真観測を行った。放電化学反応に有効な広がった均一なストリマ放電を得るための放電極の形状パラメータを決定することができた
(3)水の蒸発量の測定 放電により放出水分量をコントロールするための電気的条件を明らかにした。この方式の空調用電気集塵装置では水処理が必要ない程度の微量の水蒸気を添加するが,今後の設計の基準を決めることができた。
(4)放電化学反応 空気およびNOを含む空気を用いて,放電によって発生するオゾン量を測定した。また,NOx濃度特性についても有意義な知見が得られた。
(5)サブミクロン粒子の捕集 集じん特性,特に,サブミクロン粒子に集じん率を測定し,その機構について検討を行った。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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