| 研究課題/領域番号 |
07650431
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
情報通信工学
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| 研究機関 | 岡山大学 |
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研究代表者 |
野木 茂次 岡山大学, 工学部, 教授 (10033250)
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| 研究分担者 |
香川 福有 新居浜工学高等専門学校, 電気工学科, 助手 (00259954)
佐薙 稔 岡山大学, 工学部, 助手 (80226026)
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| 研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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| 研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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| 配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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| キーワード | マイクロ波・ミリ波 / アクティブ・アンテナ / フェイズド・アレイ / 出力合成 / 相互同期 |
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| 研究概要 |
アクティブ・アンテナのフェイズド・アレイにおいて基本となる要素アンテナの同相同期動作に関して、各アクティブ・アンテナを空間電磁界により結合させるときの、アンテナ間距離と相互アドミタンスおよび同期位相との関係を、電磁界解析と回路解析および実験により求め、同相同期となるアンテナ間距離は要素数にはほぼ無関係であることを見い出し、理論と実験の一致を確認した。
アクティブ・アンテナを双方向結合し、周波数制御により1次元および2次元フェイズド・アレイ動作を行う方法については、解析により、両端以外の全ての要素アンテナの周波数は等しくし、両端のアンテナの周波数を反対方向に等量だけ変化させることにより、隣接アンテナ間の位相差を最大90°まで変化させうることを示した。また、精度の良い制御には結合の一様性が必要であるので、アンテナ要素間の空間電磁波による結合の非一様性を、抵抗を配したマイクロストリップ線路を用いた結合により補正する方法を提案し、4要素までの1次元アレイおよび3×3要素までの2次元アレイの実験において、ほぼ理論結果に一致するアクティブ・フェイズド・アレイ動作が得られることを確認した。
双方向結合1次元アレイの両端に位相の異なる注入信号を加えることによるフェイズド・アレイ動作を行わせる方法については、3要素のアクティブ・パッチアンテナを用いた実験で、放射ビーム走査角として±15度を得た。またこの方法で存在する不要モードを抑制するために、アレイの一端の要素アンテナの自励発振周波数を他の要素アンテナの周波数から少しずらせることが有効で、走査角の増大につながることを示した。さらに、PSK信号を注入してアレイ出力をPSK変調する場合のシミュレーションをも行い、位相立上りサイクル数は要素アンテナ数と共に増加するが、6要素の実際的な場合に150アイクル程度に留まることを示した。
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