研究課題/領域番号 |
07650455
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
システム工学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
山口 亨 宇都宮大学, 工学部, 助教授 (40251079)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 情報インフラストラクチャ / 知的システム / 発想システム / カオス / エージェント |
研究概要 |
情報インフラストラクチャを通して少数の人間が多数の知的機械や知的エージェントと対話し大目的を達成していく知的産業システムIISの実現が求められており、このようなIISの実現で重要となる下記1)〜3)の3つの要素技術の実現と、下記4)〜6)に示す統合プロトタイプシステム(人間-知的移動ロボット系システム)を用いた有効性の検証を行った。 すなわち、人間が複数の知的ロボットとビデオ情報を通して 1)マクロな動作指示で対話 や 2)その指示に基き教示 を実施した。 また、外界の変化が知的ロボットにもたらす軽度な障害に対しロボット自身で解決していく 3)発想による問題解決機能による大目標の達成を実証した。 さらに、以下に示す手順でプロトタイプへ適用し有効性を検証した。 4)実証システムへの統合化:個々の3つの課題を統合化する実証システムを実現した。この実証システムでは、一人の人間が複数の知的ロボットとマクロな動作指示で対話し教示し、大目的を実現する。発想による問題解決機能により、ロボットは軽度な障害を回避できた。 5)IISプロトタイプの評価実験:実験により各課題の有効性の評価を実施した。 6)成果報告:成果をとりまとめて、報告書の作成・論文執筆を行った。 特に、1)の「人間の動作指示による対話機能」の研究は、知的エージェントによる進化したインターフェイスの実現の可能性があり、新たな基盤研究の要素として継続し研究を実施している。
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