研究課題/領域番号 |
07650616
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮本 和明 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (90150284)
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研究分担者 |
北詰 恵一 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (50282033)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 土地利用モデル / 交通計画 / 都市環境 / 計画分析システム / 都市圏総合計画 / 交通モデル / 環境モデル / 総合分析支援システム / 発展途上国都市 |
研究概要 |
土地利用・交通・環境を考慮した総合計画の立案には、複雑な個別施策の組み合わせをも分析できる計画分析支援システムが不可欠である。しかし、従来のシステムは、それぞれ特定の目的に合わせて、固有の計算機システムの基に開発されてきており、他のシステムとの互換性はほとんどなかった。一方、パーソナルコンピューターのオペレーションシステムであるWindowsは、基本的に、応用プログラムをシステムから独立させて開発できる環境を提供するものである。Windowsシステムを活用することにより、従来は特定のシステムに固有のものであった分析モデルを標準化することが可能となる。 そこで、本研究では、Windowsシステムを用いた総合分析システムの概念を提示し、それに基づいて、他のシステムと互換性のあるシステムを実際に構築した。本システムは、研究代表者が既に保有している土地利用と交通分析支援のためのシステムRURBANを改良し、実際の計画支援に資する操作性の高いものとなっている。さらに、従来の高々1キロメッシュ程度の粗さでしか分析できなかった点を改良し、下位モデルとして即地的な分析が可能な配分モデルを加えた多段階型のモデルを提案した。これによって、詳細な土地条件を考慮にいれた分析を可能にした。また、これら一連のシステムを仙台市において構築し、詳細な土地用途規制や細かな交通条件の差などを考慮にいれた分析を行い、提案したシステムの有効性を確認した。
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