研究課題/領域番号 |
07650779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
松尾 陽太郎 東京工業大学, 工学部, 教授 (70016608)
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研究分担者 |
安田 公一 東京工業大学, 工学部, 助教授 (20191306)
安田 栄一 (安田 榮一) 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (70016830)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | セラミック / 粉体圧密 / 粒子間相互作用力 / セラミツク |
研究概要 |
原子間力顕微鏡を改良して、粉体粒子間相互作用力を直接測定する装置を作成し、種々の表面処理した顆粒および単分散セラミック粒子間の相互作用力を測定する。その結果を用いて通常CIPおよび申請者達の発明であるサイクリックCIP成形の圧密過程をシミュレートし、実験結果と比較検討することにより、最適サイクリックCIP条件の決定を行うことを目的としている。本年度は以下の実績をあげている。 (2)分子間力顕微鏡を改良した装置を用いて、シリカ粉について粉体粒子間相互作用力の直接測定を行った結果、相互作用力として2.0×10^<-8>Nを得た。しかし、アルミナ粉、チタン酸バリウム粉、ジルコニア粉、SiC粉、チッ化ケイ素粉については、静電気の影響が強く、再現性のあるデータは得られなかった。シリカ粉以外の粉体に関しては雰囲気を正確に制御する装置が不可欠であると結論した。 (3)球状単分散シリカ粉を用いてサイクリックCIP圧密実験を行い、得られた実験結果をマルコフ過程論により説明出来ることを明らかにした。また、SiC粉体を用いて顆粒特性がサイクリックCIP成形性、焼結性に及ぼす影響について実験的、並びに有限要素解析により明らかにした。
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