研究課題/領域番号 |
07650929
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応・分離工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
平沢 泉 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10228778)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 環境晶析 / 排水処理 / リン酸マグネシウムアンモニウム / 工業晶析 / 設計 / プロセス開発 / 反応晶析 / リン除去 / 窒素除去 / 下水処理 / 核化 / 結晶成長 / 凝集 |
研究概要 |
大都市において汚泥を集中処理する構想、いわゆる汚泥処理基地構想を想定し、汚泥処理の過程で排出される汚泥返流水中のアンモニア、およびリン酸イオンの除去方法の開発が求められている。本研究では、MAP(リン酸マグネシウムアンモニウム6水塩)の晶析現象を利用した排水中の窒素・リン除去プロセスの開発を目的として、その晶析特性と除去特性の関連について、基礎的検討を行った。まず、MAP結晶の晶析特性(対象結晶を支配的に晶析させる排水の水質特性・操作条件)を明らかにするために、回分晶析実験を試み、選択的生成条件(温度、pH、Mg/Pモル比、NH4/Pモル比)を見いだした。この結果に基づいて、回分晶析実験を試み、Mgイオンおよびリン酸イオンの除去過程とMAPの晶析過程の関連について検討し、最適除去率を得るためのpH範囲、Mg/Pモル比を明らかにするとともに、その条件下での、MAP結晶の生成過程をSEM観察による形状、および粒径の測定などにより、核化・成長現象に基づいて考察した。同時に、MAPの固液平衡関係で、決定される液中のアンモニア、リン酸イオンの濃度を低減するための、アルコール添加法についても検討し、溶解度積を1/2に低下できることを明らかにした。MAPの生成過程を考慮し、晶析速度と装置設計法の関連について考察した結果、液側の物質収支、晶析速度に基づいた連続装置の設計手法を提出できた。
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