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金属ケイ素からケイ素化合物の直接合成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07651011
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 無機工業化学
研究機関東京工業大学

研究代表者

鈴木 栄一  東京工業大学, 工学部, 助教授 (90183417)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードケイ素 / 直接合成 / アルコキシシラン
研究概要

1.トリメトキシシラン直接合成における反応経路の解明
金属ケイ素とメタノールとの反応では,主生成物であるトリメトキシシランが一次生成物であって,副生成物のテトラメトキシシランはトリメトキシシランがメタノールと反応することによって生成することを研究代表者らはすでに見出している。このトリメトキシシランの生成経路については,反応中の金属ケイ素表面にはシリレン種が存在しこれが反応に関与しているのではないかとの予備的な結果を得ている。そこで,このシリレン種を捕捉するためにメタノールに同伴させるエチレンの圧力を上げた実験を行なうために,これまでの常圧下での流通系反応装置ではなく,高圧流通系反応装置を用いて実験を行なった。この結果,ケイ素-炭素結合をもつ化合物が生成することを明らかになり,金属ケイ素とメタノールとの反応においてシリレン種が反応に関与していることが明確になった。
2.非ハロゲン系触媒の探索
非ハロゲン系触媒の探索については、水酸化銅・酸化銅をはじめ,ハロゲンを含まない銅化合物,ならびに銀化合物などの銅以外の化合物について触媒活性発現の可能性を調べた。この結果,酢酸銅(ll)が最も有効な触媒となることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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