• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

液晶セグメントを含み新規ブロック共重合体のミクロ相分離構造と液晶相転移

研究課題

研究課題/領域番号 07651099
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 高分子構造物性(含繊維)
研究機関東京工業大学

研究代表者

渡辺 順次  東京工業大学, 工学部, 教授 (90111666)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードブロック共重合体 / 液晶 / ミクロ相分離 / 側鎖型液晶 / アニオン重合
研究概要

本研究では、Sec-Buliを開始剤として、リビングアニオン重合法により、液晶セグメントとしてメトキシフェニルフェノキシヘキシルメタクリレート、非晶セグメントとしてポリスチレンを含むブロック共重合体を合成し、その相分離構造と液晶相転移挙動を調べ、以下の事を明らかにした。
1.ブロックセグメント比(1:3〜3:1)にかかわらず、ラメラ相分離構造が認められた。この傾向は、非晶-非晶セグメントのブロック共重合体とは異なるものであり、液晶セグメントの結晶あるいは液晶場での高い配向性によるものと考えられた。
2.ラメラ状相分離構造において、液晶セグメントのメソゲン基は、界面と平行に並ぶ強い配向性を認めることができた。
3.ラメラ恒等周期は、液晶セグメントの結晶-液晶-液体転移にともなって著しく減少することが認められた。これは、結晶中における充分伸び切った主鎖骨格が、液体中のコイル形態に変化するという形態変化によっておこるものと理解された。興味深いことは、液晶場で、この形態変化が徐々におこっているという点にあり、液晶の配向秩序と相関して議論された。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Yamada,et al.: "Sgnthesis of Side-chain hiquid Grystibline Homepolymere and Block Copolymers with Well-Defineal Structures" Macramolecules. 28. 50-58 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi