• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

船体応答の新長期予測法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 07651136
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 船舶工学
研究機関九州大学

研究代表者

新開 明二  九州大学, 工学部, 助教授 (10112301)

研究分担者 岩本 才次  九州大学, 工学部, 助手 (80091338)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1995年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード長期予測 / 長期波浪統計データ / GWS
研究概要

大洋の波浪中を長期間にわたって航海する船の設計作業において、波浪中の種々の船体応答の統計的予測を行うことが必須であり、その前提条件として、船が遭遇すると考えられる海象を的確に把握しておくことが設計への信頼度を高める意味で重要である。地球全海域をカバーする波浪のデータ(GWS : Gloval Wave Statistics)を利用して船体応答の統計的予測を行う際の問題点を抽出し再構成することによって、新しい長期予測法を確立することを目的として研究を実施した。
目的達成のために、地球全海域をカバーする波浪のデータGWSについて、統計学的な分析と解析を行いその特性値の傾向を明らかにすることにより、特にフォーマットの統一の観点から問題点を抽出して、利用しやすい形のデータとして再構成を計った。新しい長期予測法は再構成された波浪統計データに基づくが、その基本理念を明確にするために、長期波浪統計モデルについて調査検討を行った。実施した研究の内容を列記すれば、1 GWSの波浪統計データの特性値の計算、2 船体応答短期予測シリーズ計算、3 船体応答長期予測シリーズ計算、4 新しい長期予測アルゴリズムの創成である。
得られた主要な結論として、GWSの波浪統計データを長期予測に有効利用するためには、原データの質の評価と各波浪データ間の比較検討が必要であることを確認した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 新開,明二: "北太平洋の波浪統計データの利用と長期予測" 西部造船会々報. 90. 127-136 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 万順 涛: "海洋の波浪統計データの特性値と船体応答長期予測値の評価" 日本造船学会 論文集. 178. 289-296 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi