研究課題/領域番号 |
07660032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸・造園学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
松本 省吾 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (90241489)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | バラ / リンゴ / オルガネラ / 自家不和合性 / 系統分類 / RFLP / PCR |
研究概要 |
バラ科植物(バラ、リンゴ)のオルガネラDNA、自家不和合性関連遺伝子群を解析し、次のような成果を上げた。 1.バラ、リンゴのオルガネラDNA(葉緑体およびミトコンドリアDNA)は母系遺伝様式で後代に伝わる。 2.リンゴ野性種19品種のオルガネラDNAのRFLP解析から分子系統樹を作製した。系統群は既存の分類群とよく一致したが、同じ属に分類されている品種の中に、異なる分岐群に属する場合が見られた。 3.バラ野性種17品種のオルガネラDNAのRFLP解析、ならびにmatK部位の塩基配列データから分子系統樹を作製した。種間雑種は種子親の分岐群に属しており、また形態的に大きく異なり、かつ、別の節に属する品種が同じ系統群に属する例が見られるなど、既存の分類群と大きく異なる場合が見られた。 4. RAPD解析法が、複雑な系譜を持つバラ栽培種のみならず、栄養繁殖により得られたクローン植物の識別・同定にも有効であることを明らかにした。 5.リンゴ自家不和合性関連遺伝子群と相同性を有するクローンをプローブとしたRFLP解析法を用いて、リンゴ野性種、栽培種を同定・識別する系を確立した。本クローンはリンゴ自家和合品種と不和合品種を早期選抜する分子マーカーとしても有用であった。 6.リンゴ16栽培種のS遺伝子型をS-allele特異的PCR法によって同定した。リンゴ栽培種‘恵'の自家和合性はS遺伝子群の変異によるものではないことを示唆するデータを得た。
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