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幼若ホルモンの作用機構の解明:ホルモンにより直ちに発現誘導される遺伝子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07660056
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 植物保護
研究機関三重大学

研究代表者

三浦 健  三重大学, 医学部, 助手 (60219582)

研究分担者 鎮西 康雄  三重大学, 医学部, 教授 (60024709)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード幼若ホルモン / 遺伝子発現 / 分子生物学 / 初期遺伝子
研究概要

幼若ホルモン(JH)無処理のホソヘリカメムシの休眠成虫,JH処理後4時間の休眠成虫それぞれの脂肪体からmRNAを調製し,cDNAライブラリーを作成した。次にこれらのライブラリーからインサートcDNAを調製し,大過剰の無処理のインサートで少量のJH処理インサートを吸収することにより,JHにより誘導されるクローンの存在比を高めたsubtractedライブラリーを作成した。ライブラリーを休眠成虫およびJH処理成虫の脂肪体mRNAから作成した2種のcDNAプローブによりdifferential screeningした。その結果JH処理プローブとより強くハイブリダイズする多くのクローンを得た。これらのクローンをプローブとしてノーザンを行い,JH処理により誘導されるクローンを選択した。その中の数種について塩基配列の決定を行ったところ,大多数は我々が別に解析を進めている細菌感染により誘導される抗菌ペプタイド遺伝子の配列と相同であった。また,核内レセプタータイプのJHレセプターの存在を仮定したとき,それと2量体を形成し遺伝子に作用する可能性のある転写因子R×R(昆虫では一般にUltraspiracleとよばれる)のホソヘリカメムシでのクローニングを開始し,一部の配列を得た。今後はsubtractedライブラリーのdifferential screeningとともにより簡便な新しい手法,PCR-based mRNA differential display法を用いてJH1処理後のmRNA分子種の挙動をより詳細・広範囲なタイムポイントをとって検討することが必要と思われる。同時に上記のR×Rのクローニングを進めて行きたい。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Ken Miura: "Cloning of mRNA sequenceo for two antibacterial peptideo in a hemipteran insect,Riptortus clavatus." Zool.Sci.13. 111-117 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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