研究課題/領域番号 |
07660273
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
手島 新一 鹿児島大学, 水産学部, 教授 (70041704)
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研究分担者 |
金澤 昭夫 鹿児島大学, 水産学部, 教授 (70041697)
越塩 俊介 鹿児島大学, 水産学部, 助教授 (60186666)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | タンパク質 / 要因加算法 / オニテナガエビ / クルマエビ / アミノ酸 / 要求量 |
研究概要 |
昨年度の研究によって、筆者は新たに考案した二重指標物質法を用いて、仔稚魚や甲殻類の摂餌率や消化吸収率(脂質)が比較的簡便にできることを示した。本年度は、上記の方法を用いて、甲殻類(クルマエビおよびオニテナガエビ)のタンパク質・アミノ酸要求量を要因加算法で評価した。すなわち、飼育試験を行い成長や生残率を検討すると共に、試験飼料の摂餌率、消化吸収率などを測定し、日間タンパク質要求量(mgタンパク質/100g体重/日)を推定した。クルマエビのタンパク質要求量については、カゼインおよび魚粉を主なタンパク質源とする飼料を用いて、クルマエビの稚エビにおける体タンパクの維持に必要なタンパク質量および最大成長時の体タンパク質の増加量を決定し、日間タンパク質要求量を求めた。オニテナガエビのタンパク質要求量についても同様な検討を行った。クルマエビについては、飼育の前後におけるエビ体組織および飼料のアミノ酸の定量を行い、維持および体タンパク質の増加に必要な外因性アミノ酸の必要量を求めた。その結果、クルマエビやオニテナガエビの場合は、投餌した飼料を完全に摂餌するように見えても、かなり食べこぼす(給餌量の30-50%)ことが分かった。また、従来、甲殻類はタンパク要求量が高いと言われていたが、真の摂餌量を測定し、要因加算法で日間タンパク質要求量を評価すると、クルマエビやオニテナガエビのタンパク質要求量は、魚類などと比較して、必ずしも要求量が高いとは言えないことが分かった。
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