研究課題/領域番号 |
07660312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
冨田 正彦 (富田 正彦) 宇都宮大学, 農学部, 教授 (60074051)
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研究分担者 |
山路 永司 東京大学大学院, 農学生命科学研究科, 助教授 (10143405)
中山 幹康 宇都宮大学, 農学部, 助教授 (10217945)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 土地分級 / 筆地 / 土地利用計画 / 最適化 / 換地 / 集落計画 / 集落居住地 / 農地 / 保全緑地 |
研究概要 |
集落レベルの土地利用計画策定のツールに用いられることを念頭に、筆地を評価単位とし、農地の性格を中核農家の経済効率性を重視した産業農地と飯米農地などを念頭においた非産業農地との2種類に分け、加えて地域の生態系やアメニティ機能を保存すべき生態系・アメニティ用地と、一般的な施設用地の計4地目(分級項目)を同一軸上で評価する4地目型筆地分級システムを開発した。 まず、各地目の分級要因選定は、関連する全要因から要因選定にかかわる諸問題点を段階的に検討する4段階の手続きによって必要十分な要因セットが選定された。これをデータに4地目ごとの適性を分級し、その特性を考察した。 次に、各地目ごとの分級結果を総合化する筆地利用適性判別論理を構築し、その評価係数決定計算と評価値推定と分級値計算過程および結果のCRT上への表示までの一連のプログラムを開発し、その妥当性を検証した。 そして、土地利用計画に際して分類面積を計画目標地目面積に照合させるシステムを構築し、その可能性を事例的に検証し、筆地分級システムの中で筆地評価値にウェイトを付け、照合する方法を取り込むことによって、その計画目標地目面積に収束させられることを明らかにした。最後に、計画目標地目面積に収束された筆地利用適性図は土地利用計画図の下地に他ならないのでこれをハード的に実現する圃場整備計画図を策定し、関係農家の意向をアンケート調査で検討し、大区画圃場での大規模営農の展開についての意見が現状では賛否まちまちなことが問題で、農家のが高齢化等でリタイアした後を見据えた地域農地資源管理の在り方についての合意形成を適切に導くことがこの圃場整備、ひいては策定された土地利用計画の実現のために不可欠なことを明らかにした。
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