研究課題/領域番号 |
07660329
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
|
研究機関 | 三重大学 (1996) 大阪府立大学 (1995) |
研究代表者 |
石黒 覚 三重大学, 生物資源学部, 助教授 (30137244)
|
研究期間 (年度) |
1995 – 1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
|
キーワード | コンクリート / 破壊力学 / ひびわれ / 破壊エネルギー / 引張軟化曲線 / 試験法 |
研究概要 |
1.コンクリートにおける破壊エネルギー計測システムの開発 各種コンクリートの破壊エネルギーを計測するため、くさび挿入試験法に基づく破壊試験装置を作製した。本試験装置は、電動式一軸載荷試験装置と銅製くさびを組み合わせたものである。また、荷重-開口変位曲線の計測システムとして、ロードセル、クリップ型変位計および自動デジタルひずみ測定器を組み合わせたものを用いた。荷重-開口変位曲線の囲む面積を数値積分により算定し、破断面積との比から破壊エネルギーを求めるシステムを開発した。 2.コンクリートにおける引張軟化曲線解析システムの開発 多直線近似法による引張軟化曲線の逆解析推定システムを開発した。本システムは、引張軟化特性を組み入れたFEM解析により荷重-開口変位を求め、この結果とくさび挿入試験法により得られた荷重-開口変位曲線が良好に一致するように引張軟化曲線を推定するものである。マイクロコンピュータによる解析システムとすることにより、計測システムより得られた結果から、引張軟化曲線を精度よく推定することが可能となった。 3.各種コンクリートにおける破壊力学パラメータの解析 普通コンクリートおよび鋼繊維補強コンクリートに対して本計測ならびに解析システムを適用し、破壊エネルギーおよび引張軟化曲線などの破壊力学パラメータを求めた。
|