研究課題/領域番号 |
07660341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業機械学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中司 敬 九州大学, 農学部, 助教授 (50128055)
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研究分担者 |
劉 蛟竜 旭エレクトロニクス(株), オプト部, 技術担当
LIU Jiaolong Asahi Electronics Co., Ltd., Opto, Engineer
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 農業機械 / ヒューマンインタフェース / 視線入力 |
研究概要 |
作業者と農業機械とのコミュニケーションを重視する観点から、ハンドル、レバ-、ペダルなどの現在の接触型入力操作装置に代えて、視線を主とするインタフェースの導入を検討し、以下の成果を得た。 1室内実験システムと圃場実験機1、2号機の試作 (1)左右駆動輪と作業機部を想定した4台の小形ICギャ-ドモータ(PWM制御)と模擬負荷を与える電磁パウダブレーキで構成するアクチュエータサブシステム及び制御・モニタ・データ収集サブシステムを構築して、室内実験システムを作成した。 (2)実作業場面では、機械からの反力をはじめ体性感覚を無視できないので、室内実験システムとの互換性のある圃場実験機1号機(二輪トラクタタイプ)及び2号機(四輪トラクタタイプ)を試作し、実作業時のインタラクティブ性を検討可能にした。 2農業機械作業時の動作と視線の特性について (1)現在の歩行形トラクタを対象にして作業時の入力操作に関する動作分析を行い、特徴を解析した。 (2)作業時について、操作意志決定までのパターンは眼の動きと顔の向きの二要素からなることを得た。 (3)安全確保と機械の安定走行のために視線の検知に続いて、手動や音声などによる簡潔な入力決定を行う必要があることを得て、農業機械入力操作のための視線入力アルゴリズムを提示した。 (4)より自然な入力操作方法として、圃場実験機に音声入力システムを構築した。
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