研究課題/領域番号 |
07660370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用動物科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山岸 敏宏 東北大学, 農学部, 教授 (30005607)
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研究分担者 |
篠原 久 東北大学, 農学部, 助手 (50178886)
太田 実 東北大学, 農学部, 助教授 (00005670)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | リムジン種 / 日本短各種 / 交雑 / 成長 / 生理諸元 / ホルモン濃度 / 飼料利用性 / 産肉性 / 日本短角種 / 肥育 / 皮下脂肪厚 / 枝肉形質 / 脂肪酸組成 |
研究概要 |
日本短角種(N)およびリムジン種(L)♂×N♀のLN各6頭の計12頭の去勢子牛を用いて、生時から屠殺までの期間にわたって、成長・増体量、濃厚飼料給与に対する血中生理諸元、枝肉成績、各部位脂肪組織の脂肪酸組成について調査した。(1)成長・増体量は12カ月齢まではLNは、N、黒毛和種(B9に比較して顕著に優れていたが、それ以後ではそれらの差異は認められなかった。(29放牧時の生理諸元では初期成長時期では品種間差異が認められた。また、7時間連続採血時におけるコレステロール、トリグリセリド、グルコース、GH、インスリンにおいて8カ月齢ではLNとNの間には有意差が認められたが、16カ月齢ではLNのコレステロール、グルコース濃度においてのみNのそれらよりも有意に大きい値を示した。(3)8及び16カ月齢時の飼料利用性(代謝体重当たりの彩食量、各飼料成分消化率)ではLNとNの間にはいずれも有意な差異は認められなかった。(4)肥育開始時における超音波による各部位皮下脂肪厚にはLNとNの間に差異は認められなかったが、肥育3ケ月目では第7胸椎背脂肪、僧坊筋及びバラ部位皮下脂肪厚においてLNがNよりも有意に大きな値を示した。(5)枝肉形質ではLNとNの間には有意差はみたれなかったが、枝肉重量、ロース芯面積ではLNが、バラ厚ではNが大きい傾斜にあった。(6)各部位脂肪組成の脂肪酸組成割合では、LNよりもNがC18:1では大きく、いづれも有意差がみられた。また脂肪酸中に占める飽和脂肪酸の割合であLNがNよりも大きかった。 以上の結果から、リムジン種の遺伝子導入効果は初期成長時の増体量、生理諸元、ホルモン濃度にはみられるが、飼料利用性及び産肉性においては濃厚飼料多給の日本型肥育形態の下ではその効果が発揮されないことが示された。
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