研究課題/領域番号 |
07660411
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
針谷 敏夫 明治大学, 農学部, 助教授 (70135557)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | マウス / プロラクチン / mRNA / RT-PCR / 遺伝子発現 / In situ hybridization |
研究概要 |
本研究は、下垂体以外に乳腺においても直接プロラクチンが合成され、乳腺自身に直接作用しているのではないかと考え、乳腺中のmRNAを抽出し、それを用いて逆転写反応にてcDNAを合成し、PCR反応にて増幅後プロラクチンのcDNAを検出するRT-PCR法を用いて、乳腺においてプロラクチン遺伝子が発現しているか否かを明らかにしようとした。さらに、卵巣や子宮、腎臓、肝臓、膵臓、胎盤等においても同様にプロラクチンの発現検索を試みた。 乳腺においては、妊娠中、泌乳中ともRT-PCR法ならびにサザンブロット法によりプロラクチンのmRNAが発現していることが確認された。また、In situハイブリダイゼーションにより泌乳中乳線において、腺胞中にmRNAが存在していることが観察された。さらに、他の組織において同様にプロラクチンの発現を検索したところ、膵臓と、胎盤において明らかにプロラクチンmRNAの存在が確認された。胎盤においてはウエスタンブロッティング法により蛋白の存在を検索したところ、プロラクチン抗体に反応するバロラクチンに比べやや大きかった。この差は何によるかは不明である。膵臓においては、In situハイブリダイゼーションによりランゲルハンス島にプロラクチンmRNAの存在が示唆されたが、プロラクチン蛋白の存在は確認されず、合成量が非常に少ないことが示唆された。膵臓および胎盤において、RT-PCR法によって得られたcDNAをクローニングし、塩基配列を決定したところ、下垂体で発現するプロラクチンmRNAを100%相同であった。
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