• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

内分泌細胞の分泌顆粒内と細胞表層のマトリクス機能分子としてのグリココンジュゲイト

研究課題

研究課題/領域番号 07670033
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関順天堂大学

研究代表者

西塚 雅子  順天堂大学, 医学部, 講師 (20133332)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード下垂体 / グリココンジュゲイト / マトリクス
研究概要

内分泌器においてマトリクス様分子としてグリココンジュゲイトが存在しそれらの存在形態が内分泌細胞を特徴づけるという観点に立ち、ラットの下垂体前葉の内分泌細胞の表層または細胞間と分泌顆粒とに特異的なグリココンジュゲイトがマトリクス様機能分子として存在する可能性を、主に光学・レーザー・電子顕微鏡レベルの免疫組織化学と画像解析により解析した。
前葉の一部の細胞に特異反応を検出するモノクローン抗体は、グリコサミノグリカンを成分とする蛋白すなわち1つのグリココンジュゲイトを認識する。ゴールド標識による免疫電顕の手技により抗体の細胞内局在性を解析し、この抗体に対する抗原分子が、前葉の特定の腺細胞の分泌顆粒にかぎって存在することを結論した。このグリココンジュゲイトはこの腺細胞の分泌顆粒によってマトリクスである可能性がある。
グリコサミノグリカンのうちコンドロイチン硫酸、ヘパラン硫酸、ケラタン硫酸に対する抗体を用いて、ラットの下垂体前葉細胞における分布を、パーソナルコンピュータによる画像解析により解析した結果、コンドロイチン硫酸を含有する腺細胞を認めた。先の抗体がコンドロイチン硫酸を含有するグリココンジュゲイトを認識することから、コンドロイチン硫酸含有細胞とモノクローン抗体免疫陽性細胞が同一の細胞であると考えられた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.Nishizuka: "Glycosaminoglycans in the olfactory epithelium and nerve of chick embryos: An immunocytochemical study" Neuroscience Research. 24. 165-173 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] M.Nishizuka: "Cell surface-associated extracellular distribution of a neural proteoglycan, 6B4 proteoglycan/phosphacan, in the olfactory epithelium, olfactory nerve, and cells migrating along the olfactory nerve in chick embryos" Neuroscience Research. 24(in press). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi