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血管内皮細胞からのt-PA受容体(t-PAR)の精製と分子生物学的同定

研究課題

研究課題/領域番号 07670069
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 生理学一般
研究機関近畿大学

研究代表者

深尾 偉晴  近畿大学, 医学部, 助手 (70218874)

研究分担者 高石 知明  近畿大学, 医学部, 助手 (90268409)
上嶋 繁  近畿大学, 医学部, 講師 (30193791)
松尾 理  近畿大学, 医学部, 教授 (40030879)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード血管内皮細胞 / t-PA / t-PA受容体
研究概要

ヒト血管内皮細胞の細胞膜抽出液からゲル濾過および逆相カラムを用いて目的とする蛋白を精製した。この蛋白(t-PAR)はSDS-電気泳動(銀染色)で単一バンドを示し、分子量20,000であった。精製t-PARは細胞上で発現された場合と同様にt-PAに特異的結合し、plasminogenとは結合しなかった。精製t-PARを緩衝液に溶解した状態、あるいはplastic wellに固相化した状態で、精製t-PAR存在下でのt-PAの酵素活性を解析した。その結果、t-PAの酵素活性が最大に増強される場合の精製t-PARとt-PAとの分子比が特定された。さらにこれらの至適条件下でt-PA酵素速度定数を解析した。その結果、t-PAの酵素反応速度2次定数は基質がplasminogenの場合は著増し、また基質がS-2288の場合も有意に増加していた。
以上のようにt-PARを単一に精製でき、その分子生物学的性質の一部としてt-PAの酵素活性におよぼす効果が明らかにされた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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