研究課題/領域番号 |
07670427
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
中山 健夫 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (70217933)
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研究分担者 |
田中 平三 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (70047215)
IWAOKA Hiroko TOKYO MEDICAL AND DENTAL UNIVERSITY,RESEARCH ASSIST.
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | エネルギー代謝 / 知的障害者 / 最大酸素摂取量 / 体組成 / ガス希釈法 / エネルギー必要量 / 基礎代謝量 / Lean Body Mass / 栄養所要量 / 障害者 / エネルギー消費量 |
研究概要 |
知的障害者のエネルギー代謝の特徴を明らかにするために、男子知的障害者23名の基礎代謝、臥位、座位、立位、分速30m、50m、70m/min歩行時のエネルギーコスト(体重・時間あたり消費量)、最大酸素摂取量及び体組成を測定し、年齢、身長、体重をマッチングさせた健常対照群と比較した。エネルギーコストの測定にはダグラスバッグ法を用いた。体組成測定は、ガス希釈法を用いて行った。体動を評価するために、3次元加速度計を用い、また、主栄養素の血漿指標も測定した。知的障害者の座位、立位、分速30m、50m歩行時のエネルギーコストは、健常対照群に比較して有意に高かったが、2群間の基礎代謝、臥位時エネルギーコストに差はなかった。知的障害者の最大酸素摂取量は、健常対照群に比較して有意に低かった。加速度計によって記録された知的障害者の動きは、健常対照群よりも大きく、知的障害者の座位、立位、分速30m、50m歩行時のエネルギーコストが健常対照群よりも高い理由の一つと考えられた。一方、2群間の体脂肪率及びlean body massに差は認められなかった。知的障害者の血漿総コレステロール、中性脂肪、アルブミン値は健常対照群に比較して有意に低かった。以上から、知的障害者のエネルギー代謝効率は健常対照群よりも悪いことが示唆された。その原因は、知的障害者の日常生活の運動不足のためかもしれない。知的障害者の食事及び運動基準を作成する際には、知的障害者のエネルギー代謝におけるこれらの特徴を考慮すべきである。
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