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金属アレルギーの発生機序に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07670461
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

島 正吾  藤田保健衛生大学, 医学部・公衆衛生学, 教授 (40084511)

研究分担者 長岡 芳  藤田保健衛生大学, 医学部・公衆衛生学, 助手 (60217974)
栗田 秀樹  藤田保健衛生大学, 医学部・衛生学, 講師 (50148269)
大谷 元彦  藤田保健衛生大学, 医学部・衛生学, 教授 (30084510)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード酸化ベリリウム / ベリリウム銅 / LTT
研究概要

1.酸化ベリリウム投与モルモットにおけるBe-LTT値の推移
250〜300g雄性モルモットを用い、10μg及び100μgのBe0(純度99.9%)を右胸腔内に投与し、投与後4〜32週間に至るBe-LTT値の推移を検討した。
[実験成績]Be-LTT値の推移は、Be0投与群では間目では、4週目で有意な高値化認めた。また8週目、16週目においては、対照群との間に有意差を認めなかった。
100μg群の32週目では、Be-LTT値の有意な高値化を認め、既往のBe暴露濃度の大きさが、生体免疫機構に影響を与えることが想定された。
Be0投与モルモットにおけるBe-LTT値の経時的推移において、二峰性のBe-LTT値の高値化現象を認め、本検査はBe障害の発生に対する予見的意義をもつことを明らかにした。
酸化ベリリウム及びベリリウム銅合金投与モルモットにおける生体影響に関する影響
250〜300g雄性モルモットを用い、10μg及び100μgのBe0、200μg及び2000μgのBe-Cu合金をそれぞれ別々のモルモットの右胸腔内に投与し、投与後4〜16週間における生体影響について検討した。
[実験成績]体重の推移では、両群とも対照群と比較して増加率は低い傾向であったが、有意差は示さなかった。臓器重量では、対照群と比較して両群とも差は認めなった。
Be-LTT値の推移では、Be0投与群では間目では、4週目で有意な高値化認めた。一方、Be-Cu合金投与群では、4週、8週及び16週のすべての時期において、対照群と比べて特記すべき変化は認められなかった。
血清生化学検査(AST、ALT、LDH、ALP、γ-GTP、TC)では、対照群に対して両群の一部に高値化する傾向があるものの、Be投与量や観察期間において、各群間に有意差は認めなかった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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