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酵素免疫側定法の食品添加物分析への応用-天然抗菌剤の分析法の開発-

研究課題

研究課題/領域番号 07670479
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関大阪府立公衆衛生研究所

研究代表者

吉田 綾子  大阪府立公衆衛生研究所, 食品衛生部・食品化学課, 主任研究員 (50231692)

研究分担者 高垣 裕  大阪府立公衆衛生研究所, 公衆衛生部, 総括研究員 (20075055)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード食品添加物 / 抗菌剤 / しらこ蛋白 / プロタミン / 免疫化学的測定法
研究概要

天然抗菌剤として使用量が多く分析法の開発されていないしらこ蛋白について、その主成分であるプロタミンに対するマウスモノクロナール抗体を作製し、測定法の確立を試みた。
まず、市販されているプロタミンの純度をSuperose6カラム(1x30cm)によるゲルろ過法を用いて測定し、ほぼ単一のピークを持つシグマ製プロタミン(さけ)を免疫原に選んだ。
BALB/c(♀)マウスに、上記のプロタミン(2mg/mL)と等量の完全フロインドアジュバントのエマルジョンを腹腔内に注射した。さらに約6カ月後プロタミンのみで免疫し、3日後、マウスの脾臓細胞を取り出し、ポリエチレングリコールを用いてミエローマ細胞と細胞融合させた。次に5%炭酸ガスインキュベータ-中でHAT培地を用いてハイブリドーマのみを選択的に培養した。約2週間後、培養上清中(588ウエル)の抗プロタミン抗体をELISA法を用いて測定し、抗体産生融合細胞を選別した。さらに限界希釈法を繰り返し、19個のモノクローン性細胞株を樹立した。
プロタミンの測定に適したモノクロナール抗体を見つけるために、プロタミン存在下でELISAを行い、結合抑制の観察されるモノクナ-ル抗体を選び出した。
現在、測定系の最適条件の検討を行っている。測定系の確立後、食品からの抽出条件を検討し、添加回収実験を行って、市販食品へのプロタミンの使用状況を調査する計画である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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