研究課題/領域番号 |
07670505
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
篠塚 達雄 慶應義塾大学, 医学部・法医学, 講師 (70095610)
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研究分担者 |
小鴨 晃 北里大学, 薬学部, 教授 (10050486)
柳田 純一 慶應義塾大学, 医学部・法医学, 教授 (70049790)
黒田 直人 慶應義塾大学, 医学部・法医学, 講師 (40161799)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | Analgesic drugs / Antipyretic drugs / HPLC / TLC / Analgesic drug |
研究概要 |
高性能薄層クロマトグラフィー(HPTLC)による19種類の解熱鎮痛剤の簡便・迅速なスクリーニング法について検討した。HPTLCプレート:シリカゲル60F254およびRP-18F254S(10×10cm、メルク社)を用いた。展開溶媒は、n-Butylether:n-Hexane:Acetic acid(20:4:1)、Chloroform:Methanol:Acetic acid(45:5:1)の条件で行ない、展開後UVランプでスポットを確認し、呈色試薬として0.1%Dichlorophenol-indophenolエタノール溶液(DPI試薬)、0.04%Bromocresol greenエタノール溶液、ドラ-ゲンドルフ試薬、ニンヒドリン試薬、リ-ベルマン試薬を用いた。19種類の解熱鎮痛剤は、2種類の展開溶媒でそれぞれ良い分離がみられた。8種のプロピオン酸系製剤、4種のアントラニル酸系製剤、Acemetacin、IndomethacinおよびAspirinは、いずれもDPI試薬で発色し、それらの検出限界はプレート上で0.5-5μgであった。 8種類のプロピオン酸系製剤解熱鎮痛剤をN-クロロメチルフタルイミドでメチルフタルイミド(MPI)誘導体化し、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で微量分析する方法を検討した。HPLC分析は機器;日立液体クロマトグラフィー(L6200型)。検出器;(L-4200型UV-VIS)。カラム;LiChrospher RP-18(e)、内径4mm、長さ250mm。移動相;メタノール:蒸留水(70:30,v/v)。流量;0.5ml/分。測定波長;293nmの条件で行った。8種プロピオン酸系製剤のMPI誘導体は、この条件下で相互分離することができ、高感度一斉分析が可能であった。 14種の解熱鎮痛薬を揮発性の高いメチルエステル誘導体化し、ガスクロマトグラフィー(GC)による一斉分析法を確立することを検討した。メチル化はテトラメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液(TMAH)とフェニルトリメチルアンモニウムヒドロキサイドメタノール溶液(PTMAH)を用いたオンカラムメチル誘導体化法で、メチル誘導体をGCで分析したところ(装置:島津GC-14A;カラム:島津社製フューズドシリカキャピラリーカラムCBP1(長さ25m,内径0.33mm,膜厚0.5μm);検出器:FID;カラム温度:120-180℃(3℃/min))、ガスクロマトグラム上で各薬物の良好な相互分離が認められ、内部標準法(内部標準物質:アントラニル酸)による検量線は、1-5μg/mlの範囲でいずれも直線性を示した。各解熱鎮痛薬の検出限界は、1.1-41.9ngであった。
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