研究課題/領域番号 |
07670525
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
土屋 尚之 東京大学, 医学部, 助手 (60231437)
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研究分担者 |
山口 晃弘 東京大学, 医学部・附属病院, 助手
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | HLA-B27 / 強直性脊椎炎 / subtype / MICA / 抗原ペプチド / 双生児 / 可溶性HLA-class I / 全身性エリテマトーデス(SLE) / 全身性エリテマトーデス / 可溶性HLA-class I抗原 / HLA-B27サブタイプ / HLA-class I |
研究概要 |
1.HLA-B27 subtypeのDNAタイピング法をPCR-SSOP法を用いて作製し、日本人HLA-B27陽性強直性脊椎炎(AS)・反応性関節炎患者および健常者のHLA-B27 subtypeを決定した。この結果、日本人集団にみられるHLA-B27は主としてB^*2704とB^*2705であり、前者がほぼ70%を占めること、両者ともに疾患感受性であること、B^*2704はA^*1102と連鎖不平衡にあることを新たに見いだした。また、HLA-B遺伝子座近傍にあらたに記載されたclass I様遺伝子であるMICAのタイピング法を確立し、HLA-B^*2704とMICA010、B^*2705とMICA007がそれぞれ強い関連を有することを新たに見いだした。 2.一方がASを発症し、一方が非発症のHLA-B27陽性一卵性双生児のB細胞株よりHLA-B27結合抗原プピチドを抽出し、分子量、アミノ酸配列を比較した。両者ともに9種類のペプチドが検出され、うち1種のアミノ酸配列が決定された。AS発症者、非発症者における明らかな差は認められなかった。 3.血清中に存在する可溶性HLA-class I抗原(sHLA-class I)のELISAによる定量法を確立し、全身性エリテマトーデス(SLE)患者における顕著な上昇を見いだした。sHLA-class Iは疾患活動性と有意に相関した。RT-PCR法およびWestem blot法により、SLE患者におけるsHLA-class Iはproteolytic cleavageおよびalternative splicingによって産生されることが示された。
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