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消化管粘膜におけるTrefoil peptideの発現に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07670610
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関独協医科大学

研究代表者

寺野 彰  獨協医科大学, 医学部, 教授 (50155470)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード胃潰瘍 / 胃炎 / 大腸炎 / 培養細胞 / pS2 gene
研究概要

1)胃潰瘍及び胃炎モデルの作成,大腸炎モデル及びその治癒過程の分析
胃潰瘍に関してはラット胃に錯酸潰瘍を作成しその治癒過程を追跡した。大腸炎モデルはDSSによって作成中である。これら粘膜障害の治癒過程において免疫組織学的検討に加えTPの局在,産生細部及び細胞内局在を検討中である。粘膜中には、PCNA陽性細胞、EGFR陽性細胞がみられた。TPに関しては抗体を入手し免疫組織学的方法、蛍光抗体法、in situ hybridizationを用いてその発現を検討している。このため高解像度の光学顕微鏡が必要となり、これを購入した。
2)培養細胞とその障害治癒過程観察モデルの作成
胃粘膜及び結腸の単層培養細胞は我々の方法により確立した。これら単層培養細胞に我々の考案した方法により欠損部を作成し,その治癒過程を解析した。この際細胞増殖と細胞遊走を分離して検討することが重要でありこのモデルはその解析に適したものであった。この場合におけるTPの発現を組織学的及び生化学的方法を用いて解析しつつある。またEGF, TGF αなどの増殖因子のTP発現に対する影響を検討中である。
3)蛋白レベルでの検討
まずin vivoおよびin vitroでのTP蛋白の発現を免疫組織学的に検討した。
4) mRNAレベルでの検討
TPのmRNA発現に関しては,pS2 geneのcDNAをRT-PCRを用いて作成し,それをプローブとしてNorthern blottingにより検討中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Terano, A et al.: "Adaptive cytoprotection in cultured rat gastric mucus-producing cells." Digestive Diseases and Sciences. 40. 872-878 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Terano. A et al.: "Hepatocyte growth factor is the most potent endogenous stimulant" Journal of Clinical Investigation. 95. 1994-2003 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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