研究課題/領域番号 |
07670689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | (財)東京都老人総合研究所 |
研究代表者 |
木田 厚瑞 (財)東京都老人総合研究所, 免疫病理部門, 研究員 (90142645)
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研究分担者 |
野村 浩一郎 (財)東京都老人総合研究所, 免疫病理部門, 研究員
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 胸膜 / 形態観察 / 加齡変化 / カラゲニン胸膜炎 / サイトカイン / 加齢変化 / 臓側胸膜 / マウス / 胸膜中皮細胞 |
研究概要 |
成長、発育、加齡に伴って肺には著明な形態変化が認められるが胸膜に生ずる変化については不明である。そこで、本研究では、1)マウスを用いて成長、発育期および老齢期に生ずる胸膜表面構造、および、2)ラットにカラゲニンによる急性胸膜炎を作成し、炎症に伴う胸水のサイトカインの変化について検討した。 1)加齡に伴う胸膜表面構造の変化 生後1日齡より30ヶ月齡までのマウスを用いて臓側胸膜を走査電顕により観察した。胸膜中皮細胞の微絨毛は1週齡より密度が増加。1ヶ月齡でピーク(安定期)に達する。30ヶ月齡では脱落が多く、不整となった。像側胸膜にリンパ管開口部とみられるstoma様構造がみとめられた。 2)カラゲニンによる急性胸膜炎 ラットの右側胸腔内にカラゲニンを単回投与し急性胸膜炎を作成した。胸水は投与後3日目でピークに達し以降、減少、7日目で消失した。細胞数および蛋白量もこれに平行して変化した。IL-8、INF-γは投与1日目にピークとなり、以後、減少した。特徴的なことは気管支肺胞洗浄液中にも胸膜炎と平行した変化がみられることである。しかし、マクロファージの増加がみられ、INF-γが検出されなかったことは特徴的であった。
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