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アデノウイルスベクターを用いた中枢神経性ウイルス疾患の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07670739
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 神経内科学
研究機関国立予防衛生研究所

研究代表者

加藤 賢三  国立予防衛生研究所, ウイルスII部, 主任研究官 (60100070)

研究分担者 余郷 嘉明  東京大学, 医科学研究所ウイルス感染研究部, 助教授 (60092376)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードJCウイルス / ウイルスベクター / アデノウイルス / 中枢神経性疾患 / PML
研究概要

今年の目標は、JCVの原形型とPML型の調節領域を用いてベータ-ガラクトシダーゼ遺伝子を結合させた形でアデノウイルスベクターに組換え、脳細胞や腎臓細胞を含む種々の培養細胞での発現を調べ、調節領域の遺伝子構造の機能を解析することである。
今年の成果を以下に記す。
1)分子クローニングされた原形型(CY株)およびPLM型(Mad1株)のJCVから調節領域を切り出し、2)これに、β-ガラクトシダーゼ遺伝子を結合させ、これをコスミドに挿入させた。3)現在、できたものを欠損アデノウイルスベクターとともに293細胞に感染させて組換えアデノウイルスベクターの作成中である。
今後の課題として、アデノウイルスベクターへの組換えを行った後、脳細胞や腎臓細胞を含む種々のの培養細胞でのβ-ガラクトシダーゼ遺伝子の発現を調べ、調節領域の遺伝子構造の機能を解析することが今後の課題である。これができると、脳神経系の細胞組織での発現が優れているアデノウイルスベクターの特性をいかして、実験動物に接種することにより、PML型のものは中枢神経に発現が増強されることが証明でき、脳神経性疾患の治療のために資するものと思われる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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